3月から約三ヶ月間、行動が制限されました。

stay homeと言われて家にじっとしてさせられました。

学校にも行けませんでした。

クラブ活動もできませんでした。

半世紀以上生きている私もこんな経験は初めてです。

もう生きている間にはないと思うし、ないことを望みます。

 

でも、たくさんことを学ぶことができました。

新しい経験からはたくさんのことを学ぶことができます。

つらいことからはたくさんのことを考え、感じ、学べます。

 

人が動かないことが経済に大きなダメージを与えること。

学校に行かなくていいと最初は少し喜んでいたこどもたちも、じっと家にいることがつらいことだとわかったこと。

学校に行って友だちに会いたい、勉強したい、運動したいと強く感じ、人間は超社会的な生き物だということがわかったこと。

感染が世界中に拡大したことで人はつながっているとわかったこと。

手はたくさんの菌に触れているので、洗わないといけないとわかったこと。

どうして日本は他の国々よりも感染者が抑えられたのか。

どうしてこんなときにパチンコ屋さんに並ぶ大人がいるのか。

どうして政治家はわたしたちの気持ちがわからなかったのか。

 

いろんなことを感じ、思い、考え、学んだと思います。

普通に過ごせることの有り難さも実感しました。

東京では感染者がまた増えています。

お隣の鹿児島でもクラスターが発生しました。

油断しないで行動していきましょう。

長雨もおわり、そろそろ梅雨明けです。

明るい夏になるといいのですが。

 

手塚康治