やりたいことなんてやってみないと分からない

ふとした瞬間に見たTVのCMが何故か目に留まりました。

堺雅人さん、赤西仁さんが出演していたマクドナルドのCMなのですが、その中でタイトルにした『やりたいことなんて、やってみないと見つからないのですよねぇ』というセリフがありました。

このセリフを聞いてハッとしました。

今までの自分を振り返るとまさにその通りだなと思いました。

私の小学生から高校3年生までの将来の夢は調理師になることでした。

それは実際に毎日のように料理を作ってその楽しさや、やりがいを知っていたからだと思います。

その夢はあることをきっかけに少し変わり、とりあえず大学に行こう。という気持ちになり、学部はなんとなく響きの良い法学部法律学科を選びました。
あまり法律に興味はなかったのですが、実際に学んでみると面白さに気付くことができました。
今でも公民を教える際や、生徒の悩みやトラブルを解決に導くために法律の知識というのが説得力につながっているなとも感じます。

部活もそうでした。
小学生の頃は5年間サッカーをしており、中学でもそのまま続けるつもりでしたが、半ば強制的にバスケ部に転向することになり最初は不安もあり少し嫌々だったのですが、やってみるとバスケットの方が面白いと思う側面も多々あり、今ではどちらかと言うとバスケットの方が好きだなと感じています。

そして13年目に突入した塾講師という職業も友人に誘われたからという理由で、自分でやってみたいなと思ったことは人生で1秒たりともありませんでした。

ところが実際に職としてやってみると、ここまでやりがいを持って出来ることは他にないのではないか?と思えるくらい毎日を過ごさせて頂いています。

これが最初に戻りますが、『やりたいことなんてやってみないとわからない』というセリフが私に刺さった理由だと思います。

これは塾生の皆さんにも言えることだと思います。

色々なことに挑戦する気持ちを持って欲しいなと思います。

自分には無理だと決めつけずにとりあえずやってみる。

その気持ちがあると、いつか自分にピッタリな何かに出会えるかもしれません。

そしてその何かに出会う機会を増やすことと、出会った時に自分の味方になってくれるのが勉強そのものや、どうやったらいい結果を出せるかなど勉強に対して工夫して取り組んでいく姿勢だと私は確信していますので、未来の素敵な出会いのためにコツコツ積み上げていきましょう。

 

都北教室 中島 猛