朝夕は暑さも和らぎ、過ごしやすい日が増えてきました。
昼間との寒暖の差が激しくなる季節になりますので、体調の管理には十分にお気をつけください。

秋になると入試はあっという間にやってきます。
残りの期間をどのように過ごすかが合否を分けます。
今の自分に何が必要かをしっかり考えて、日々の行動を行うようにしましょう。

先月、県立高校入試倍率について昨年度と一昨年度の比較を、推薦入試と一般入試に分けてお送りしましたが、どちらの受験方法においても入試倍率が上昇しております。

入試倍率とは志願者数を募集人数で割ったもので、例えば、募集人数40名に対して80名が志願すれば倍率は80÷40=2で2倍ということになります。

当然、倍率が高い方が不合格になる生徒も多く、難しいということになります。

では、なぜ昨年度は倍率が大きく上がったのかというと、昨年度から推薦入試の方式が変わったからだと思われます。

一昨年度までは学校推薦という方式で推薦入試を受けるには各中学校長の推薦が必要でした。

それが昨年度より自己推薦方式に変わり、推薦入試を受けたい生徒は誰でも受験することが可能になりました。

これにより倍率が上がったと考えられます。しかし、倍率が上がったからと言って過度に心配する必要はありません。

昨年度の学習館での入試の結果を見てみると、実力通りに合格を勝ち取った生徒がほとんどです。

確かに倍率が上がり、不安になりますが、大切なことは確実に合格できるだけの実力をつけることです。

2学期は行事も多く、周りの雰囲気に流されがちになる生徒も多くいますが、そこをぐっと我慢して学習に取り組みましょう。

日々の積み重ねが大きな力になります。

自分に負けないよう強い気持ちで学習に励んでください。

東 祐一

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